親孝行旅行2

2004年6月20日
♪親孝行旅行

 我が親なのに、こんなことになっているなんて。
 わずか数ヶ月前にあったばかりなのに驚くほど痩せた姿
 を見て、かなり愕然とした。

 変わってないと思っていたのは私だけ。時間はやはり
 流れていることを実感。恐ろしいほどの焦りを感じた。

 父の日と思って企画した1泊2日の旅でしたが、所々で
 垣間見る父親のしぐさに思わず涙しそうになっている私

 あんな怖かった父なのに。。時間は残酷です。

♪団欒にて

 父親はお酒が好きで今は少し口を湿らす程度だが、いつも
 私が持っていくお酒を楽しみにしている。

 とっておきのお酒。雑賀 純米吟醸(純吟)
 濃厚な旨みを醸し出す芸術的なお酒。
 
 嬉しそうな顔で飲んでいる姿を見て、本当に嬉しかった。
 日常の何気ない話をする中、目を細めて私の学生時代の
 思い出を話す様子は気恥ずかしいような、嬉しいような。
 いつになっても父親にとっては私は子供。
 少し気丈な様子が見えて安心しました。

♪帰り際、ふとした瞬間

 楽しい旅も終わり、両親を実家に送っていって、私も大阪
 へ戻ろうとしたときに、ふと父親が。。。
 「お前の手を握らせてくれ」っと。

 近くにいた母親も私も突然の父の発言に驚き、握手を
 するような感じで私の手を握った父親を見て・・・
 正直、私は泣きそうになって、じっと父親の姿を見ること
 ができなかった。

 「お前の手、暖かいな。それにこんな大きくなったんや」
 とゆっくりと言う父親。

 子供の頃、車が止まっているだけで怖かった父親が、
 こんな気弱になったのを見て本当に愕然とした。
 これから先も元気でいてほしい・・
 ただただ、そう思った。。
 時間は残酷だ。。

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